『第12回 釜山国際映画祭』
<제12회 부산국제영화제>
10月7日(土)-開催第4日目 今日も、映画三昧??☆
土日は特に映画のチケットが取れなくて映画三昧は、ほぼ失敗。
気分転換に午前中はゆっくりと海岸沿いの特設ブースを歩き、お土産の物色。
夕方からの強い雨で夜の屋外イベント参加は見合わせたものの、身体も冷え切ってぐったり疲労の一日だった。
<PIFFクマ君>
釜山国際映画祭では毎年発売される映画祭グッズも楽しみの一つ。人気の高いものはすぐに売り切れるので、早めの購入をお勧め☆
<カード入/下段は手帳> <キーホルダー> <恒例のバッチ>
PIFF 映画観賞7作品目 『ファンタスティック自殺騒動』・・12:50PM
前売発売直後に完売した人気作品。当日券も買えずに諦めていたけど、上映前に映画館でチョ・チャンホ監督に遭遇。「チケットが買えなかったから観る事が出来なくて残念でならない」と話したら「ちょっと待ってね<조금 기다려>」と・・しばらくしてチケットを持ってきてくださいました。
監督!ありがとうございました。 監督のお陰でこんなに面白くてステキな映画を観る事が出来ました。。。。心から感謝してます。。。。
映画は「自殺」をテーマに3人の監督作品のオムニバス。3作品とも見ごたえがあって面白い。まずはパク・スヨン<박수영>監督の『暗黒の中の三』<암흑 속의 세 사람 >。人気グループEpik Highのボーカル、タブロー出演が話題だった。
2本目はチョ・チャンホ<조창호>監督の『飛べ鶏!』<날아라 닭>キム・ナムジンのコミカルな演技が絶妙だった。
3本目は若手の最注目監督、短編王の(私が勝手に言ってます)キム・ソンホ<김성호>監督!『ハッピーバースデー』<해피버스데이>☆☆ もう、最高です! ☆☆ 字幕付きで日本で上映して欲しい!!
右から、キム・ソンホ監督、チョ・チャンホ監督、パク・スヨン監督。
左から、キム・ナムジン『ハッピーバースデー』出演のチョン・ジェジン、カン・インヒョン。
終了後、映画『千年鶴』記者会見へ・・16:00
昨日の『M』とは違って会場の広さと来場者数があっていた。
第1部はステージでの挨拶と乾杯。第2部はゲストと来場者の歓談の場。イム・グォンテク監督、チョン・イルソン撮影監督、チョ・ジェヒョン氏を取り囲み写真撮影やインタビューの和やかな時間が持たれた。
中央が、チョン・イルソン撮影監督。日本で暮らされていたので日本語もお上手。「この30年間、イム・グォンテク監督の撮影は全部僕だよ。」と誇らしげに話してくださいました。
次回作について質問したら、これから1年ほどは演劇をやるんだと話して下さいました。
女優のカン・スヨンさんも来場されていました(後ろの黒いワンピースの人)
PIFF 映画観賞8作品目、9作品目
『検事と女先生and 迷夢』 ・・17:30PM
またまた、韓国映画の回顧展。今回は2本立てです。
『検事と女先生』は1948年ユン・テリョン<윤대룡>監督作品。
すでにトーキー技術が出来上がった中で弁士出身の監督によってあえて作られた無声映画。現存する無声映画の貴重な資料としての価値も高い。
脱獄囚を妻の不倫と勘違いして自分で振り回した包丁で死んでしまった夫を殺人した罪で逮捕された妻。事件の担当検事はこの被告人が自分の先生だったことから女先生の無罪のために尽力する。
『迷夢』は1936年のヤン・スナム監督<양주남>作品。
現存最古であり韓国で6つ目のトーキー映画。とはいえ録音技術は完成していなかったので音響編集での音声収録だった。
1930年代中盤の韓国のデパートや喫茶店などを知る事が出来るし、当時の有名な舞踏家、チョ・テグォンの踊りも見ることが出来る。欲望の赴くまま、子供も捨て、男性を乗りかえる自由奔放な女性の話。良妻賢母が女性像だった韓国映画に新鮮な衝撃を与えた作品。主演は日帝時期最高の女優に選ばれたムン・イェポ<문예봉>。日本語の字幕付☆
終了後『密陽』の舞台挨拶へ・・20:00頃
映画観賞は11月の東京フィルメックス映画祭での上映が決まっているので今回は見送り。舞台挨拶のみ覘いてきました。主演のチョン・ドヨンとイ・チャンドン監督がピッタリ寄り添って立ち、時々顔を見合わせる様子から深い信頼関係が感じられた。
『日本の夜』パーティーへ・・21:00立食パーティー。来場者が多く混雑していた。久しぶりに日本語で話が出来る事を新鮮に感じた。映画『スペアー』の監督や日本人俳優の虎牙さんにお会いした。
『インデペンデント映画パーティー』へ・・23:00
会場のナビホテルは映画祭イベントの中心のビレッジ付近から10分程歩いたモーテルのようなくたびれたホテル。パーティーも会費制で弐万ウォン支払って入場しました。取材記者の姿は一人も見当たらず、メンバーは映画を制作中の若手監督とスタッフ、その友人や俳優のタマゴたち。バイキング形式のメニューもお粗末でこれまでに見たパーティーとはまったく違った。まるで大学祭のイベント会場のようだった。でも、大雨の中、映画祭のキム・ドンホ委員長が挨拶に来られたし、『妻の恋人に会う』のキム・テシク監督が後輩のためにカンパと励ましに立ち寄られていた。
感情内の自分が場違いな感じで違和感があったけど、数人の若手監督たちと打ち解けて話をすることが出来た。 映画監督では生活できないので、映画学校で講師をしたり、有名な監督の制作を手伝ったり。その中の一人の監督は、11月から江原道で炭鉱をテーマにしたドキュメンタリー映画を撮って、来年は山形ドキュメンタリー映画祭に行くんだ!と明るく語ってくれた。
来年、山形ドキュメンタリー映画祭で上映されるように私も応援してます☆